観光タクシーと一般的なタクシーとの違い

日々街中を走っているタクシーは、利用した経験がある人が多いでしょう。しかし、この普通のタクシーとは一線を画する、観光タクシーの存在をご存知の方はまだ多くありません。観光タクシーは、観光客を対象にした運送サービスとして事業を展開しています。その土地に精通したドライバーを一緒に貸し切るシステムになっており、観光の際のガイド役としても活躍しています。

一般のタクシーとの違いはほかにもいくつかあります。その中でも大きいのは料金システムです。通常タクシーは距離と時間をベースにして運賃が算出されます。一方観光タクシーは、時間制となっています。1時間いくらという方式で料金設定がされています。1時間の利用で1km走行しても30㎞走行しても代金は一緒です。一般のタクシーと同様、人数は料金には反映されません。そのため、複数人で利用して割り勘にすれば、一人当たりの費用は抑えられます。数人のグループで一緒に旅行に出かける際に利用するとお得です。一般のタクシーと違って、高齢者や長距離を対象にした割引サービスはないので注意しましょう。

タクシーというと4人から5人乗りの普通の乗用車をイメージする人が多くいますが、観光タクシーはそのほかにもいくつかの車種が用意されています。人数や用途によって柔軟に対応できるところも強みと言えます。例えば一般の乗用車では乗り切れないような大人数の場合に、ジャンボタクシーを用意しています。ワゴンタイプですから、大体7から9人程度のお客さんを乗せられます。三世代家族の旅行にも利用できて便利です。また、利用人数が少なかったとしても、ゴルフバックなどの大きな荷物がある場合は、大きめの車種を予約しておくと良いです。

高齢者や車いすを利用している方の場合、普通の車だと乗り降りの負担が大きくなります。そこで福祉車両を用意しているタクシー会社も存在しています。車いすのまま乗車できるので、乗り降りにおける負担が大幅に減らせます。ドライバーが乗降の介助をしてくれますので、体が不自由なためなかなか旅行に行けなかったといった人におすすめです。

観光タクシーは、現在いろいろな用途で利用されています。ビジネスユースで利用する事例も少なくありません。例えば、新人研修の際に新卒社員を会場に送迎するためや工場などの視察、海外のお得意様の接待などで利用しているという企業も見られます。ほかにも法事や結婚式の際に、会場の移動で使用するといったケースも見受けられます。